平成16年度松阪市総合防災訓練〔H16.11.14〕
近い将来発生が予想される東海・東南海・南海地震は、松阪地域にも甚大な被害をもたらすことが予想されております。平成15年7月25日に施行された東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に係る特別措置法に基づき、同年12月17日に松阪市は「防災対策推進地域(震度・津波)」に指定されました。これに伴い松阪市は、地震災害への危機管理意識の高揚と地域災害救助体制の強化を図ることを目的とした市民参加型による「平成16年度松阪市総合防災訓練」を実施し、各会場での訓練に松阪地区医師会も参加いたしました。
◆訓練日
平成16年11月14日(日)
◆訓練場所及び時間
中部台運動公園 第一駐車場 (AM8:40〜AM11:15)
東黒部小学校・久保中学校・大河内小学校・堀坂山の家(AM8:40〜AM10:00)
◆訓練参加機関
訓練参加機関 | 人員(名) | 車両等 台数 |
訓練参加機関 | 人員(名) | 車両等 台数 |
松阪地区医師会 | 18 | 西日本電信電話株式会社三重支店 | 約 10 | 2台 | |
松阪中央総合病院 | 2 | 中部電力株式会社松阪営業所 | 約 5 | 1台 | |
済生会松阪総合病院 | 2 | 東邦ガス株式会社 | 約 7 | 3台 | |
松阪市民病院 | 2 | 三重県建設業協会松阪支部 | 約 10 | 3台 | |
松阪看護専門学校 | 39 | 防災ボランティアネットワーク松阪 | 約 15 | ||
松阪警察署 | 約 5 | 松尾地区自主防災隊 | 約 37 | ||
松阪地区広域消防組合 | 約 46 | 紀勢国道事務所 | 約 3 | 3台 | |
三重県警航空隊 | 約 7 | ヘリ 1機 | 東黒部自治会 | 約 28 | |
三重県県警トライアル隊 | 約 4 | 4台 | 東黒部自主防災隊 | 約 23 | |
三重県防災航空隊 | 約 6 | ヘリ 1機 | 第二小学校区 | 約 30 | |
陸上自衛隊第33普通科連隊 | 約 12 | 3台 | 大河内地区自主防災隊 | 約 189 | |
松阪市消防団 | 約 234 | 大河内小学校 | 約 28 | ||
松阪市 | 約 101 | 5台 | 宇気郷地区自主防災隊 | 約 40 | |
合 計 約896名 24台 ヘリコプター2機 |
◆訓練概要
平成16年11月14日午前8時55分 紀伊半島を震源とするマグニチュード8.4の東南海地震が発生、松阪市内では震度6弱の揺れとなり、家屋倒壊、火災発生、道路損壊、ライフラインの寸断、山崩れ等甚大な被害と負傷者が発生しているとの想定で行った。
訓 練 内 容 | 担 当 機 関 | |
1 | 上空より被害調査訓練 | 三重県警察航空隊 |
2 | 被害情報収集訓練 | 松阪地区広域消防組合情報収集バイク隊 三重県警トライアル隊 |
3 | 救助・救出訓練 | 松阪地区広域消防組合、松阪市消防団 松阪市消防団 |
4 | 障害物撤去訓練 | 三重県建設業協会松阪支部 |
5 | トリアージタック、応急医療訓練、 二次病院搬送指示 |
松阪地区医師会 |
6 | 緊急物資搬送・怪我人搬送訓練 | 三重県防災航空隊 |
7 | 情報収集・救助救出訓練 | 陸上自衛隊第33普通科連隊 |
8 | 通信設備復旧訓練 | NTT西日本三重 |
9 | 早期送電訓練 | 中部電力 |
10 | ガス管の復旧訓練 | 東邦ガス |
11 | 給水訓練 | 松阪市水道部、松尾地区自主防災隊 |
12 | 津波警戒、伝達訓練 | 自治会、自主防災隊、消防団 |
13 | 心肺蘇生法訓練 | 松阪地区広域消防組合 |
14 | 初期消火訓練・炊き出し訓練 | 自治会、自主防災隊、消防団 |
15 | 救助袋による避難訓練 | 六年生児童 |