皆さん、「かかりつけ医」の役割をご存知でしょうか?
病気を予防し、早期発見、早期治療につなげるために、皆さんの家の近くにある診療所を「かかりつけ医」として上手に利用してください。
「かかりつけ医」で定期的に健康診断を受け、健康相談をすることで、自分はもとより、家族の病気に関しても専門的な見地から適切な指導をしていただけるはずです。たとえ専門外の病気でも、適切な専門医の紹介や総合病院の受診科を紹介していただけます。率直に話をし、いろいろ相談してみてください。きっといい人間関係が生まれ、気軽に相談できる「かかりつけ医」とめぐり合うことが出来ると思います。
■かかりつけ医のメリット
- 食事面など、日常の健康管理のアドバイスをしてくれます。
- ふだんのあなたの健康状態を把握しているため、緊急の時でも適切な素早い対応をしてくれます。
- 「はしご受診」がなくなり、薬の重複による危険や医療費の無駄がなくなります。
- 居宅介護支援の事業所に対し、ケアマネージャー、看護師、訪問看護員の派遣要請をしてくれます。
■かかりつけ医を受診する時には・・・
- 健康保険証を忘れずに
- 診察や検査を受けやすい服を着ていきましょう。
- 次の事柄についてまとめておくとよいでしょう。
(1)どこが、いつから、どのように具合が悪いか
(2)排尿、排便(回数、色、硬さ)、アルコール歴、タバコ歴
(3)今までの病歴、健康診断結果
(4)現在服用中の薬の名前、薬や食べ物に対するアレルギーの有無
(5)職業、勤務内容、生活習慣など
(6)家族の病歴や病死の原因
- 緊急時以外は診察時間外受診を避けましょう。
- お年寄りの通院には付き添って、一緒に説明を受けてく ださい。