松阪地区医師会における救急医療体制の現状
救急医療とは・・・
一般的には、事故や急病による傷病者に対して行う医療のことです。
現在、救急医療体制は、疾患・外傷の程度により次のように分けられています。
本来、一次救急医療機関である
松阪地域においても、近年の医師不足さらには看護師不足も重なって大切な二次救急医療体制が存続の危機に直面することになりました。
そこで平成17年7月1日より小児科において入院治療を必要とする場合、松阪中央総合病院のみを受入れ可能病院とし、小児医療資源の集約化を図りました。
さらに平成19年4月1日より三病院輪番病院の患者受入れは、重症患者(救急車搬送者)及び紹介状のある患者のみとし、一次救急と二次救急の医療機能分化に取り組みました。
また外科系一次救急につきましては、平成20年度より、年末年始、ゴールデンウィークに 松阪市休日夜間応急診療所において試行的に行ってきましたが、平成21年秋より休日における外科診療が本格的にスタートいたしました。
救急医療は、あくまで緊急事態に備えるためのものであり、限られたスタッフで診療を行っています。一次救急医療機関で受診され、入院や手術の必要があると認められた場合には、二次、三次救急医療機関と連携し診療してもらえますので、どうかご安心ください。
住民の皆様には多大の御理解、御協力をお願いいたしておりますが、皆様の命を守る救急医療体制を維持するためにも、ひとりひとりの心がけと御協力が必要となります。どうか御理解をいただきます様お願い申し上げます。