令和元年度 近畿府県合同防災訓練
緊急消防援助隊 近畿府県ブロック合同防災訓練〔R1.10.26(土)、27(日)〕
令和元年10月26日(土)、27日(日)の2日間に亘り、「令和元年度 近畿府県合同防災訓練・緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練」が三重県内各会場で行われ、防災関係機関から約3,400人が参加いたしました。
松阪地区医師会も27日(日) メイン会場(トライス株式会社松阪広陽工場2号地)において身元確認等に関する訓練(検案訓練)に参加いたしました。
◇緊急消防援助隊とは
平成7年1月17日発生の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、大規模災害等が発生した際、全国規模の人命救助活動を効果的かつ迅速に行い、被害の軽減を図ることを目的に同年6月に創設された部隊のことです。
◇緊急消防援助隊 地域ブロック合同訓練とは
平成8年度から全国を6ブロック(北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州)に分け、大規模災害時における緊急消防援助隊の技術、連携能力の向上を図ることを目的にブロック毎に年1回行う合同訓練のことで、三重県は近畿ブロ
ックに属します。
近畿ブロックは2府7県(大阪府、京都府、三重県、滋賀県、徳島県、奈良県、兵庫県、福井県、和歌山県)で構成されています。
令和元年度は松阪市をメイン会場にして、「緊急消防援助隊 近畿ブロック合同訓練」と三重県総合防災訓練、松阪市・伊賀市・明和町による市町総合防災訓練、関西広域連合による関西広域応援訓練等により構成される「近畿府県合同防災訓練」を併せて実施いたしました。
【訓練日時】
令和元年10月26日(土)午前9:00〜10月27日(日)午後0:30
【主 催】
総務省消防庁、三重県、三重県消防長会、関西広域連合、松阪市、津市、伊賀市、明和町
【訓練場所】
松阪市メイン会場 |
トライス株式会社松阪広陽工場 |
松阪市サテライト会場 |
津松阪港(松阪港区)中央埠頭 |
津市サテライト会場 |
香良洲高台防災公園 |
伊賀市サテライト会場 |
伊賀市消防本部 |
訓 練 |
概要・訓練場所 等 |
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緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練 |
図上訓練 |
地図を用いて災害対策を検討する訓練。 |
部隊進出訓練 |
各府県の応援部隊が円滑に被災地に進出出来るよう支援する訓練 |
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部隊運用訓練 |
各会場で救出救助を中心とした実働訓練 |
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後方支援活動訓練 |
被災地での継続的な部隊活動を可能とする為の夜営訓練 |
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近畿府県合同防災訓練 |
三重県統括部図上 訓練(救出救助) |
緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練と連携し、救出・救助活動を主に県災害対策本部運営図上訓練 |
三重県総合防災訓練 |
・関西広域連合と協働で住民津波避難訓練 |
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関西広域応援訓練 |
関西広域連合からの支援物資を拠点において集約、仕分け、被災地への配送訓練 |
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松阪市総合防災訓練 |
・地域住民による避難訓練 |
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伊賀市総合防災訓練 |
・地域住民による避難訓練 |
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明和町総合防災訓練 |
・地震防災訓練 |
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三重DMAT訓練 |
緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練と連携し救助訓練を実施 |
【共 催】
福井県消防長会/滋賀県消防長会/京都府消防長会/大阪府下消防長会/兵庫県下消防長会/奈良県消防長会/和歌山県消防長会/徳島県消防長会
【訓練参加機関】
陸上自衛隊第33普通科連隊/陸上自衛隊第10飛行隊/海上保安庁鳥羽海上保安部/緊急消防援助隊(2府6県)/鳥取県消防防災航空隊/仙台市消防局/名古屋市消防局/三重県医師会/三重県歯科医師会/三重県警察歯科医会/松阪地区歯科医師会/三重県警察本部/松阪警察署/三重県ドクターヘリ/三重DMAT/三重県内消防本部/三重県消防学校/松阪市消防団/津市消防団/伊賀市消防団/日本赤十字三重県支部/松阪地区医師会